Welcome to Ibunka.org!
異文化コミュニケーションのコンセプト
私の主な研究テーマは異文化コミュニケーションでる.特に,近年はコミュニケーション能力について研究を興味を持っている.コミュニケーション能力研究というのいは,なぜコミュニケーションが上手,なぜできないのかの遺伝的・生理的な理由を探し出すである.勿論,「上手」は個人,地域,文化,国によって変わりますが,どのレベルにおいても,更に上手になるようには最上の目標である.

異文化コミュニケーションという言葉は、三っの言葉組み合わせ(異 = inter あるいは cross・文化 = culture・コミュニケーション = Communication)である。異文化コミュニケーション(Intercultural Communication)は、異国間の習慣の単純比較だけではない。

なぜならば、習慣は文化の基本構造(Framework)から出てくるものである。異文化間コミュニケーションの定義は,「文化間の集団特性が分岐していけばいくほど,より高度な異文化間コミュニケーションは行動上の相違の表れとして存在する.一方,文化間の集団特性が収斂すればするほど,異文化間コミュニケーションは存在しなくなる」.すなわち,異文化間コミュニケーションは「イエス」か「ノー」の状況ではなく,程度の問題といえる.ちょうど特定の文化のメンバーであるかどうかは個人特性の重複度に依存しているように,異文化間コミュニケーションが高レベルになるか低レベルになるかは集団レベルでの特性の重複度による.

しかしながら,ある文化に初めてであったとき,その文化がどのようなパターンを持っているのかは確信がない.コミュニケーション行動が同じであるか異なっているかを知ることはできない.その行動の異同を見て取り,行動パターンを模倣し続ければ,そのコミュニケーションの異文化度が決定できるだろう.コミュニケーション行動の異同を判断するにおいても送り手の送っている(ように見える)メッセージを受け手側が正しく解釈することが条件になる.受け手側は送り手の真のメッセージを理解できるまでは自分自身の文化や経験に基づいて,送り手のメッセージを解釈するのが通常である.

従って基本的に受け手側の解釈にコミュニケーション成立・不成立の鍵があると言ってよいだろう.相手の意志が明確にならない限り,早急かつ安易な解釈には注意する必要がある.


「21世紀に向けて異文化コミュニケーション」(2000年: ナカニシヤ出版)
「語学が堪能で外国人と自信をもって対面できる人=国際人・有能な異文化コミュニケーター」という表面的なイメージや誤解を修正し、異文化コミュニケーションの世界と学習の方向性を示す.
(「MARC」データベースより)
2004年4月現在,80国立,県立,私立大以上が推薦図書として採用している.メーンテキストとして採用する大学もいる.